2012年の様子

ろうそくが織り成す幻想世界。冬の風物詩「会津絵ろうそくまつり」

会津地方にはまだ雪が残る2月。会津若松の伝統的工芸品の1つ、“会津絵ろうそく”を使用した幻想的なお祭り、「会津絵ろうそくまつり」が2月13日(金)、14日(土)に開催されます。

1本1本手作りの“会津絵ろうそく”を多くの人に知って貰う事を目的に、2000年の第1回目から、今年で16回目の開催を迎える「会津絵ろうそくまつり」。約10,000本の蝋燭と雪が混ざり合う幻影的な風景を市内各所で目にする事が出来るため、毎年多くの人が足を運んでいる会津の冬の風物詩的お祭りです。

そこで、開催前の予備知識として今回は、“会津絵ろうそく”の歴史や当日の見所を紹介します。会津の街が様変わりする2日間を堪能してみてはいかがでしょう。

“会津絵ろうそく”とは

会津絵ろうそく
出典:http://www.yae-mottoshiritai.jp/jidai/erousoku.html

1本1本に菊や藤、牡丹などの草花の絵が色鮮やかに描かれた蝋燭は福島の伝統工芸品にも指定されています。500年の歴史を持ち、その始まりは、漆の実から採れる蝋燭の原料・木蝋を採取し作らせた事からとされているそう。その後、会津の産業を発展させるため本格的に生産されるようになりました。

江戸時代には参勤交代の献上品として絵ろうそくを献上した事から広く世間に知られ、以来、500年に渡り会津の伝統品として脈々と受け継がれています。

また、華やかな結婚式の様子を「華燭の典」と言いますが、その語源は“会津絵ろうそく”が祝宴の装飾に使用されていたからだそうですよ!

市内各所で一斉に火が灯る「会津絵ろうそくまつり」

昨年の様子昨年の様子。出典:http://www.aizu.com/erousoku/gallery/2014/index.html

昨年の様子昨年の様子。出典:http://www.aizu.com/erousoku/gallery/2014/index.html

「会津絵ろうそくまつり」のメインとなる会場は、会津松平氏庭園として国の名勝に指定されている、御薬園。そして会津若松のシンボルとも言える、鶴ヶ城にて行われます。

2012年の様子2012年の様子。出典:http://tohokuyama.exblog.jp/15505237

御薬園では“静”の世界、鶴ヶ城は“動”の世界、とそれぞれ異なった演出がされており、御薬園では、琴と横笛の生演奏による音色が流れる中、竹筒で心字の池を取り囲み、幽玄・幻想の世界を現出。鶴ヶ城では、会津本郷焼の瓦燈や会津塗り燭台で“会津絵ろうそく”を灯します。

昨年の様子昨年の様子。出典:http://www.aizu.com/erousoku/gallery/2014/index.html

さらに、2日間とも夜間登閣が可能となっており、天守閣から見る風景は、地上で見るのとはまた違う景観を目にする事も。蝋燭で大地に描かれた絵は圧巻。

また、当日は、会津若松駅、東山温泉、北出丸大通り、七日町通り、野口英世青春通り、大町通り、飯盛山、いにしえ夢街道、その他市内各所にてそれぞれ趣向を凝らした絵ろうそくが灯されるので、こちらもお見逃しなく。

自分だけの“絵ろうそく”を作りたいなら、絵付け体験がオススメ

お祭りを見ればきっと欲しくなるのが“絵ろうそく”。せっかくだし絵付けを体験してみてはいかがでしょう? 自分だけの絵を描く楽しさは勿論、お土産としても喜ばれるはずですよ。観光の記念として、形に残してみるのもオススメです。

ほしばん絵ろうそく店

〒965-0044 会津若松市七日町3-33

9:00~16:00

1,500円(1箱2本入り内1本を絵付け、1本箱入りは850円)/2名~70名(要予約)

0242-27-1873

 

小澤ろうそく店

〒965-0044 会津若松市西栄町6-27

1本 850円/1~50名程度(要予約)

0242-27-0652

 

山形屋本店

〒965-0034 福島県会津若松市上町2-34

9:00~15:00(※要予約)

5匁 864円、7匁1,080円/2名~40名(要予約)

0242-22-5769

 

〒965-0873 福島県会津若松市追手町1-1(鶴ヶ城)

2015年2月13日(金)~14日(土)

0242-23-4141(会津まつり協会)

 

まとめ

約10,000本の“絵ろうそく”で飾られる、年に2日間だけの特別な日。14日はバレンタインデーと言う事もあるので、記念に足を運んでみてはいかがでしょう!また後日、「会津絵ろうそくまつり2015」のレポートも掲載するので、そちらも是非お楽しみに。

2012年の様子