起き上がりムンク

こんなにカワイイ現代風にアレンジされた福島の伝統工芸品・民芸品8選

土地に根付いた文化はカタチになり伝統工芸品・民芸品と呼ばれています。会津漆器や有名なあかべこ等、日本で見れば約1200もあるそうです(驚)。そして今、伝統を絶やさないようそれらを「現代風にアレンジ」して世に送り出す動きが活発化しています!

伝統の良さを活かした新しい魅力の発信、老舗や新進気鋭のクリエーターがカタチにした“欲しくなる”福島の伝統工芸品・民芸品、その特徴や歴史と合わせて8選を紹介します。

 

1.会津漆器

会津を代表する漆の伝統工芸品です。会津漆器の基礎を築いたのは、千利休の弟子の中で特に優秀だった“利休七哲”の蒲生氏郷(がもううじさと)と言われ、豊臣秀吉の命で近江から漆職人をつれて若松城(鶴ヶ城)の城主となった後、会津漆器を産業として根付かせました。

もともと会津では日用品の漆器を作っていて水がしみにくく、熱いお湯や酸などにも強く美しさと使いやすさを備えているのが特徴。さらに他の産地に比べ、比較的手ごろな値段で漆器を手に入れることができるのも魅力です!

“会津漆器+ガラス”で新たな魅力

“かわいい漆器”をコンセプトに、ガラスに漆を塗るという独自の技術で新たな会津漆器の魅力を発信中の「工房鈴蘭」。グラスの外側に漆を塗った丸い窓をあけたような「お月見グラス」や漆の黒と赤がガラスに映える「フリーボール」など、どれもホームパーティーで使いたくなるような器たちです。

工房鈴蘭・七日町店

福島県会津若松市七日町8-11

平日 13:00〜17:00/土日・祝日 12:00〜17:00(11月後半~3月 )/定休日 月曜日

0242-85-6654

http://shop.suzuran-aizu.com/

 

会津漆器がアウトドア仕様に!

“野外でもカジュアルに楽しんでもらう”というコンセプトから、老舗・関美工堂が手がけた「ノダテマグ」。国産天然木をろくろで削り出し、ひとつずつ職人が丁寧に仕上げたによるハンドメイドのマグカップです。会津漆器の価値を新たに見出すおもしろい試み、アウトドアシーンで注目のひとしなです。

b Prese(株式会社 関美工堂)

福島県会津若松市西栄町6-30

10:00~19:00

0242-27-3200

https://www.facebook.com/NODATE.mug/

 

2.大堀相馬焼

大堀相馬焼は、福島県双葉郡浪江町大字大堀で生産される焼物の総称で、江戸時代から約300年続く伝統工芸品です。描かれているの藩主相馬氏の家紋「御神馬」。

御神馬の別名は「左馬」で、左馬=右に出るものがないという意味から縁起物として親しまれています。また、二重焼という独自の技法で作られお茶が冷めにくい上、熱いお茶を入れても持つことができる優れものです。

クリエーターが手がける大堀相馬焼

KACHI-UMAプロジェクトの下、“明日を駆ける馬”をテーマに各業界で活躍するクリエイター10人の新しい発想と感性で作られた大堀相馬焼が誕生。ひと味ちがったモダンな佇まいに仕上がっています。

KACHI-UMAプロジェクト

http://www.kachi-uma.jp/

 

3. 絵ろうそく

原料となる蝋は漆の木の果実から採ったもの。絵をつけた絵ろうそくは、花のない会津の冬に仏花のかわりに使われるようになりました。また、毎年2月に開催される「絵ろうそく祭り」は、いくつもの絵ろうそくが雪景色に灯る幻想的なお祭りです。

ろうそく1本1本に菊や牡丹、藤などの季節の草花が色鮮やかに描かれているのが特徴。芯づくりから蝋かけ、手磨き、絵かきなどすべてが手作業で行なわれています。

ミニ絵ろうそく

季節の花々のほか、こいのぼりやおひなさま、干支などがかわいく描かれたミニサイズ(各380円)のものもあります。3月や5月に季節の小物として部屋に飾るのもおすすめです。「会津鉄道」芦ノ牧温泉駅の2代目ねこ駅長・らぶ駅長の絵ろうそくもありました!

山形屋本店

福島県会津若松市上町2-34

09:00~15:00

0242-22-5769

http://rousoku.com/index.html

 

4.会津木綿

江戸時代、伊予松山から織師を招いて伝えられた“伊予縞”をベースに、会津木綿の多彩な縞模様が確立されていきました。保温性・吸汗性があり、厚地で丈夫、さらに肌合いも良いのが特徴です。

会津木綿のぬくもりを現代風にアレンジ

 

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IIE Co., Ltd.さん(@iieaizu)が投稿した写真 –

“身近でかわいい”会津木綿を手がける「IIE」。2011年から会津地域の仮設住宅居住者向けの内職事業としてはじまったお店です。カラーバリエーションが豊富なストールのほか、蝶ネクタイやピアスなど日常を彩ってくれる小物たちが揃っています。

IIE

福島県河沼郡会津坂下町大字青木字宮田205

http://store.shopping.yahoo.co.jp/iie/

 

5.赤べこ

福島と聞けば「赤べこ」を連想する方も多いのではないでしょうか。そんな首をゆらす愛嬌ある姿は全国でも知名度の高い郷土玩具の一つです。平安時代、圓蔵寺の建設を赤い牛が手伝ってくれたという伝説があり、以来幸せを運ぶ牛として多くの人に愛されるようになりました。

厄よけのお守りとして人気。赤べこを持っている子供は災難から逃れられるともいわれています。

“カラフルべこ”登場

出典:http://www.nozawa-mingei.com/shop/products/detail.php?product_id=48

金色、いちご色、ほおずき色などかわいい6色のべこたちです。全色揃えたくなるかわいさ。1個1,080円。

野沢民芸

福島県耶麻郡西会津町野沢上原下乙2704-2

http://www.nozawa-mingei.com/shop/

 

6.起き上がり小法師

あかべこよりも歴史の古い郷土玩具。はじまりは約400年前、会津漆器の基盤を作った藩主・蒲生氏郷が家来たちに作らせ正月に売ったのが始まりと伝えられています。七転八起の“転んでも起上る”という縁起物。

毎年1月10日の初市の縁日「十日市」で家族の人数+1個の小法師を購入し、家族の幸せを願う風習が会津地方に残っています。

起き上がり“ムンク”!?

起き上がりムンク

ノルウェー政府公認で誕生した起き上がり“ムンク”。災難にあっても必ず美術館に戻ってくるムンク作品と七転八起の起き上がり小法師のコラボ作品です。

野沢民芸

福島県耶麻郡西会津町野沢上原下乙2704-2

http://www.nozawa-mingei.com/shop/

 

7.奥会津編み

奥会津地方で育まれてきた工芸品。雪に閉ざされてしまう冬場の仕事として、かごやざるなど編む技術が代々受け継がれ、工芸品へと発展しました。

奥会津編みはヒロロ細工、ブドウ細工、マタタビ細工の3種類。レース編みのような細かい仕上がりが特徴のヒロロ細工のバック。山ブドウのツルの皮を使ったブドウ細工は、使い込むほど艶が出て籠や長財布が作られます。

マタタビ細工は水切れが良く水分を含むと手触りがよくなるのが特徴。米研ぎザルはお米を傷つけずに洗うことができるため、おいしいお米が炊けるんだそうです。ステンレス製の台所用品の中にひとつ加えたい逸品です。

三島町生活工芸館

福島県大沼郡三島町大字名入字諏訪ノ上395

http://www.okuaizu-amikumi.jp/?page_id=124

 

まとめ

様々な人の手により、伝統工芸品も現代風にアレンジされることでより身近に感じますよね。もう皆さん欲しくてたまらないのでは(^o^) 以前、起き上がりムンクは記事で紹介しましたがこれも即買いでした笑。可愛いんですよコレが。贈り物にも最適なので、気になったのがあればぜひ!

起き上がりムンク