あなたは何色に見える? 天候や時間で色が変わる神秘の湖沼「五色沼」

こんにちは。chicoです。

キケンな暑さと言われる今年の夏、いかがお過ごしでしょうか。我が県福島も異常な暑さに見舞われましたが、避暑地裏磐梯ではこの日も涼やかな風が感じられました。

さかのぼること今から130年前、磐梯山の北側ここ裏磐梯で爆発性の強い噴火活動が起こりました。それにより山体が崩壊し集落が埋没。大規模な自然災害となりましたが、それと同時に、自然が作り出した美しい産物を残しました。その一つが五色沼湖沼群です。季節や天候、見る時間帯、水質の違いなどにより様々な色彩が見られることから、「五色沼」と名付けられました。

五色沼はトレッキングコースとしても人気の高い場所で、この時期には緑生い茂る森中で樹木の香りを感じ、枝葉のさわめきや鳥の鳴き声を聞きながら、コバルトブルー、エメラルドグリーンに輝く湖沼を眺めることができます。

 

五色沼自然探勝路

散策コースは片道1時間程度、高低差が少なく比較的平坦な道のりです。探勝路の入口は2つあり(五色沼入口と裏磐梯高原駅)それぞれにバス停と駐車場が整備されていますので、お気軽に散策することができます。(※バスの本数は限られていますので、あらかじめ時刻表をご確認ください。)

引用:裏磐梯観光協会

今回は裏磐梯ビジターセンターの駐車場に車を止め、そこから観光周遊バス「森のくまさん」で高原周遊を楽しみながら裏磐梯高原駅まで移動し、ここからスタート。五色沼の西の玄関口「柳沼」~「毘沙門沼」までをご紹介します。

 

柳沼

裏磐梯物産館のすぐ裏手にあり、散策されない方でも館内から座って見下ろすことができます。この辺りは日本庭園のように整えられた雰囲気も感じられます。五色沼の中では3番目に大きな沼で、透明度の高い水質が特徴です。

 

この日は風があり水面が波立っていましたが、波がなく天気の良い日は空の青さに流れる雲、周囲の木々たちをまるで鏡のように鮮明に映しだしてくれます。秋には沼を取り囲むように立ち並ぶ木々が彩り、つややかな水面に映る紅葉は実に見事。早朝、条件がそろえば立ち上る霧や朝焼けの幻想的な風景が見られることもあります。

 

青沼

柳沼から15分程歩くと次に見えてくるのが青沼です。五色沼の中では最も小さいけれどひときわ色鮮やかで、「一番美しかった」との声多き魅力の沼。

 

散策路から左下に続く小道を行くと水面近くから見ることができ、また少し小高い場所から沼一面を眺めることもできます。季節の移り変わりや太陽の光によってコバルトブルー、ターコイズ、エメラルド、マリンブルーといった様々な青を演出してくれます。強酸性の青沼に浸かった周囲の草葉が漂白されて、白くなっているのも特徴の1つです。

 

瑠璃沼

青沼からほんの少し進んで右手側にあるのが瑠璃沼です。展望デッキに上がると目の前に広がる瑠璃色ブルー、生い茂るライトグリーンの草草が風に揺れ、樹木の奥にそびえ立つは磐梯山、その上に広がる空模様、まるで絵に描いたような光景です。

 

1日の中でも時間帯や見る場所、角度によって色が変化する瑠璃沼は、五色沼の中で最も神秘的だと言われています。この辺りは秋になると真っ赤に色付いた広葉樹も素敵です。

 

弁天沼

五色沼の中で2番目に大きいのが弁天沼です。透き通るエメラルドに水中植物の模様が表現されています。

 

遠くまで続く水面に開放的な風が抜け、日本にいることを忘れさせるほどの異空間が広がります。

 

みどろ沼

この日は赤(茶)と緑の2色に見えましたが、水質や水深、様々な鉱物質が水と混ざり合うことで、赤・青・緑の3色に見えるのがみどろ沼の特徴です。

 

赤沼

周囲の草木が赤色に染まることから名づけられたとされる赤沼。美しい翡翠色に倒木の茶褐色が印象的です。青沼、瑠璃沼、弁天沼のブルーとは異なりますが、静寂に包まれた赤沼もまた神秘を感じられました。

 

毘沙門沼

五色沼の中で最も大きく、大勢の観光客でにぎわうのが毘沙門沼です。裏磐梯ビジターセンターから少し上がったところにあり、散策せずとも沼を楽しむことができます。

 

手漕ぎの貸しボートもあり、この日は家族連れやカップルなど多くの方がボート遊覧を楽しんでおられました。森の中を歩くのとはまた違った目線で沼を感じられます。

 

ボートのあとはこちらで涼をとるのはどうでしょう?沼の色を再現した五色沼ソフト。あなたには、どの沼に見えますか?

 

五色沼の伝説、ハートの鯉に遭遇すると恋愛成就!?

ボート乗り場の辺りには大きな鯉がたくさんいて、この鯉の中にはお腹に朱色のハートマークが描かれた白い鯉がいるんです。訪れた観光客が毘沙門沼で泳ぐ鯉に餌をあげている際に、偶然見つけたことから話題となったそうですが、この鯉を見付けると幸せになると言われています!

 

残念ながらハートの鯉を見つけられなかった方は、ぜひこちらコイコイ焼きを(^^

 

まとめ

様々な色の変化が楽しめる五色沼湖沼群、いかがでしたでしょうか。今年の夏は猛暑日が続きましたが、そんな真夏日でも避暑地裏磐梯の森の中は、歩き始め涼しいと感じられるほど心地良いものでした。ボートでは少々暑さを感じましたが街中のそれとは異なります。

この夏、そして秋口にも五色沼は最高の演出を見せてくれるはず!!次々訪れる沼に心弾ませ、ぜひともあなたの五感で、この森この沼と触れ合ってみてください。ご来県を心よりお待ち申し上げております。

五色沼

福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ケ峯1093

0241-32-2349(裏磐梯観光協会)

9:00~17:00