臼井 翼

フンドシ姿の男たちが4.8mの綱をよじ登る奇祭! 福満虚空蔵菩薩圓蔵寺「七日堂裸詣り」に参加してきた

会津坂下町・会津美里町観光

全国各地に奇祭と呼ばれる一風変わったお祭りがありますが、福島県の会津柳津でも1000年以上の歴史ある伝統的な奇祭があります。

しかも、その奇祭がめちゃくちゃクレイジーすぎる!!

簡潔に言うと “フンドシ一丁の男たちが真冬の寒い夜に綱をよじ登る” というもの。まぁ、これだけではちょっと意味がわからないと思うので、実際に編集部で参加してきました。その模様をご紹介しましょう!

1000年の歴史を誇る七日堂裸詣りに編集部も参戦!

七日堂裸詣りとは、1000年以上も昔の伝説が起源になっている伝統行事。

昔々の伝説―。かつて、この地は不作や疫病に長く悩まされていたが、虚空蔵尊のお告げを受けた弥生姫が、只見川の底に棲む龍神から如意宝珠を借り受けることで、その不幸を調伏することができた。しかし、数年後の1月7日の夜に、龍神はその宝珠を取り返すべく、菊光堂に現れる。そこで、信者たちは宝珠を渡すまいと、堂内で結束。必死に騒ぎ立て、龍神を追い返すことに成功する。この「七日堂裸詣り」は、その時の団結の尊さを今に伝えている。

引用:会津物語

この伝説の名残で、今でも毎年1月7日の夜、20時30分から男たちが裸一貫で「わっしょい、わっしょい」と大声でかけ声をかけながら、福満虚空蔵菩薩圓蔵寺を目指して駆け上がります。その後、本堂内にある長さ4.8メートルもある大鰐口と呼ばれる巨大な綱をよじ登ることで、1年間の無病息災、祈願成就、福を招くといわれています。

ちなみに、一般参加もOKで毎年全国各地から参加する人もいるぐらい人気のお祭りなんです! まさに“漢の祭り”に参加するのは、編集部の中で最も身体を張る(らしい)メンバーのザキヤマと友達の3名。

img_3151▲左から渡邉くん、ザキヤマ、市川くん▲

二人の友達は東京からわざわざ今日のために来たようで、渡邉くんは福島市出身、市川くんは神奈川出身ですが全国の奇祭をコンプリートしたいという理由で参戦するそう。しかも市川くんは身長190センチもあるらしく、めちゃめちゃデカいので期待大!

簡単な当日の流れとしては、夕方ごろから会津柳津にいくつかある一般客用の着替えの場所に集合。フンドシ姿になってから20時30分から開始する本番まで待機。

そして、この時期の福島の夜は気温が急激に下がる(当日はなんと1度でした!)ということもあり、お酒で身体を温めてから参加するというのが恒例らしく、まずは日本酒の調達に向かいました。会津は酒どころなので、美味しい日本酒を何本か購入。

img_3159

現地に向かうころには、すでに日が落ちて既に気温が5度くらいになってました。本当に寒い……。

img_3162

ちなみに、開催場所である福満虚空蔵菩薩圓蔵寺は赤べこ発祥の地とも言われていて、境内にある「撫牛」と呼ばれる銅像を撫でると念願が成就すると伝えられています。

 

keikoさん(@_keiko_425)が投稿した写真

ここでフンドシを購入(ひとつ1,000円)して着替室へ向かう。

img_3169

この広々とした場所が着替室で、時間が早過ぎたのかまだ人が集まっていなかったので名簿を書いて、周辺を散策してきました。このとき名簿に書いてある情報を見ると、広島や愛知から参加する人もいるようで参加回数が5回以上など猛者揃い……。ザキヤマ大丈夫だろうか汗。

img_3171

開催場所近くでは、ご当地グルメのこづゆを無料で振舞ってくれたり、遅い時間まで飲食店がやっていたりと町全体でお祭りを盛り上げていました。

img_3177

img_3183

作りたてで熱々の名物あわまんじゅう。

img_3186

軽く開催場所の下見に向かうと、あたりはかなり暗い上に本堂への階段がきつい! どうやら113段もあるようで、普通に登るだけでも息が切れた(汗)。ここをフンドシ姿で駆け上がることを想像しただけでも鳥肌もんです。身体を張るのがザキヤマでよかったと一安心(笑)。

すでに人が集まって来てたので、そろそろ一度戻って着替えようということで準備開始!

img_3193

1

2

3

次のページへ

その他の会津坂下町・会津美里町の記事

秋色みつけた!会津柳津〜喜多方周辺で楽しめる紅葉はしご旅

秋色みつけた!会津柳津〜喜多方周辺で楽しめる紅葉はしご旅

会津坂下町・会津美里町観光
フンドシ姿の男たちが4.8mの綱をよじ登る奇祭! 福満虚空蔵菩薩圓蔵寺「七日堂裸詣り」に参加してきた

フンドシ姿の男たちが4.8mの綱をよじ登る奇祭! 福満虚空蔵菩薩…

会津坂下町・会津美里町観光
1個なんと500円!最上級の卵を使ったTKG(たまごかけごはん)そのお味は?

1個なんと500円!最上級の卵を使ったTKG(たまごかけごはん)…

会津坂下町・会津美里町観光

福島県のイベント記事

高畑天満宮うそかえ祭で、参拝者限定の身代わり守り「うそ鳥」をゲット!

高畑天満宮うそかえ祭で、参拝者限定の身代わり守り「うそ鳥」をゲッ…

福島市観光
工場直送生ビールにジンギスカン、大人も楽しみ過ぎる四季の里で遊びつくせ!

工場直送生ビールにジンギスカン、大人も楽しみ過ぎる四季の里で遊び…

福島市観光
福島のおいしいものが集結! 農産物産館・まるごと西郷館の「青空バル」

福島のおいしいものが集結! 農産物産館・まるごと西郷館の「青空バ…

矢吹町・西郷村・泉崎村観光
地域の問題をアートで表現。「森のはこ舟アートプロジェクト」進行中!

地域の問題をアートで表現。「森のはこ舟アートプロジェクト」進行中…

会津若松観光
残り7日!埋め尽くすほどの菊に彩られた「二本松菊人形まつり2015」の見どころ

残り7日!埋め尽くすほどの菊に彩られた「二本松菊人形まつり201…

二本松観光
休日はゆったりしたい。でも、子どもに外遊びもさせたい。そんなママさんにぴったりの「空カフェマーケット」

休日はゆったりしたい。でも、子どもに外遊びもさせたい。そんなママ…

福島市観光

近日開催予定のイベント

編集部おすすめ福島観光ルート

会津方面

会津方面

主な観光スポット・グルメ

鶴ヶ城、会津ブランド館、東山温泉、大内宿、さざえ堂、ソースカツ丼、喜多方ラーメン、リバティ会津

いわき方面

いわき方面

主な観光スポット・グルメ

スパリゾートハワイアンズ、アクアマリンふくしま、いわき・ら・ら・ミュウ、いわき湯本温泉、三崎公園

福島市方面

福島市方面

主な観光スポット・グルメ

花見山、高湯温泉、飯坂温泉、土湯温泉、花ももの里、フルーツライン、磐梯吾妻スカイライン、円盤餃子

今おすすめの観光スポット・記事

福島TRIPプロデュースの会津馬刺し専門通販サイト「馬喰亭(ばくろうてい)」開店!

福島TRIPプロデュースの会津馬刺し専門通販サイト「馬喰亭(ばく…

会津若松観光
花追い人おすすめ! 夏に行きたい福島県内の花スポット5選

花追い人おすすめ! 夏に行きたい福島県内の花スポット5選

福島市観光
ホタルの乱舞を見るならここ! 初夏の宵、福島県内有数のホタル鑑賞スポットでロマンチックな気分にひたる

ホタルの乱舞を見るならここ! 初夏の宵、福島県内有数のホタル鑑賞…

伊達・桑折町・国見町・川俣町観光
夏休みは自然の中で水遊び! 【福島 “子ども” TRIP】厳選 水遊びスポット・ベスト5

夏休みは自然の中で水遊び! 【福島 “子ども” TRIP】厳選 …

本宮・大玉村観光
この夏、“海を越えて旅する蝶” アサギマダラに会いに裏磐梯・デコ平へ

この夏、“海を越えて旅する蝶” アサギマダラに会いに裏磐梯・デコ…

北塩原村・西会津町・磐梯町・猪苗代町観光
工場直送生ビールにジンギスカン、大人も楽しみ過ぎる四季の里で遊びつくせ!

工場直送生ビールにジンギスカン、大人も楽しみ過ぎる四季の里で遊び…

福島市観光

人気の記事

大内宿
大内宿が120%楽しめる! 観光にピッタリな見どころまとめ
磐梯吾妻スカイライン
福島市観光ならここで間違いなし! ハズせない定番・人気スポット16選
クリームボックス
郡山市のソウルフード「クリームボックス」の名店8選
会津に行くなら外せない! 鶴ヶ城の見どころをまるっと紹介
ねぎそば
旅の醍醐味は食にアリ! これを食べなきゃ帰れない福島のご当地グルメ18選
坂内食堂
朝からラーメン!?喜多方の“朝ラー”でオススメのお店5選
金賞受賞酒
「福島の日本酒ガイド」決定版! 選んでまちがいないお酒はコレ!
会津さざえ堂、世界的にみても珍しい構造なのはダ・ヴィンチが関係していた!?
羊羹ファンタジア
県民がオススメする福島のお土産|定番からユニークなものまで厳選リスト!