「会津酒蔵見学へ行こう!」会津若松・喜多方で日本酒まみれの女子旅を密着レポート

ここ数年、日本酒にハマる女性が急増中! 各地の試飲イベントや日本酒メインの居酒屋さんを訪れても、女性の姿を多く見かけるようになりました。

今や日本酒は女性のたしなみのひとつ! ……というのは言い過ぎかもしれませんが、それでも女性と日本酒との関係はずいぶん近くなったように思います。

先日、都内で活動する「日本酒女子会」の皆さんが会津の酒蔵をめぐるツアーにいらっしゃいました。
題して「会津酒蔵見学へ行こう!」。

普段はなかなか見ることのできない酒蔵を見学した後は蔵元さんたちと懇親会、地酒をお土産に購入し、ご当地グルメや観光も楽しみました。

今回「福島TRIP」はこのツアーに密着! 1泊2日、女だらけの日本酒旅をレポートします。会津への日本酒旅を計画中の方も是非参考にしてみてくださいね!

 

そもそも「日本酒女子会」って?

「日本酒女子会」は日本酒好きな女性たちが集うグループ。初心者から愛飲家まで、日本酒が好きな女性であればどなたでも参加できます。

代表はシンガーソングライターで、以前は地酒専門店で店長も務めていた氏家エイミーさん。

▲代表の氏家エイミーさん▲

 

浴衣で飲み会やお花見、BBQなど、季節ごとにさまざまなイベントを開催して、女性のための日本酒の楽しみ方を広めていらっしゃいます。

メンバーはFacebookで募集中とのこと。

 

喜多方で、ラーメン食べて、蔵巡り

腹が減っては日本酒は飲めない! ということで、高速バスで会津若松に降り立った皆さんを乗せ、まずは喜多方市へ。日本三大ラーメンのひとつ、喜多方ラーメンで腹ごしらえです。

向かったのは市内屈指の人気店「まこと食堂」。休日とあってたくさんのお客さんで賑わっていました。

 

と、ここで第一蔵人と遭遇! 夢心酒造の東海林伸夫社長です。実は東海林社長、休日ともなればSNSで市内の主要ラーメン店の混雑具合を発信しているほどの情報通。

今回のお店のチョイスも東海林社長にお願いしたそう。

 

本場の喜多方ラーメンに舌つづみを打つ参加者の皆さん。

 

「まこと食堂」名物の“大当たり”も飛び出し、幸先のいいスタートです。

◆まこと食堂
福島県喜多方市小田付道下7116
0241-22-0232

 

おなかも満たされたところで、いよいよ酒蔵見学へ。1軒目は先ほどランチもご一緒してくださった東海林社長の夢心酒造です。

 

夢心酒造の創業は明治10年。地元で愛されている定番銘柄の「夢心」のほか、全国の日本酒ファンに支持される「奈良萬」を醸す蔵として知られています。

 

こちらの特徴のひとつは、なるべく手作業を廃し、機械化することで安定した酒質のお酒を生み出していること。宇宙船のポッドのようなタンクやたくさんのスイッチがついた制御パネルなど、蔵の内部もどことなく近未来的!

 

参加者の皆さんは見たことのない大きな機械や効率化された蔵の設備に興味津々。東海林さんの軽快なトークのおかげで、難しい酒造りの工程にも理解を深めることができました。

◆夢心酒造
福島県喜多方市字北町2932
0241-22-1266
http://www.yumegokoro.com/index01.html

 

続いて向かったのは会津坂下町。「一生青春」「天明」で有名な曙酒造へ。

 

案内してくださったのは営業部長の鈴木孝教さん。現在、蔵の中は改装工事の真っ最中。間もなく始まる今季の造りでは新たな設備の中で行われるのだそうで、とっても楽しみです。

 

先ほどの夢心さんとは一転、曙酒造の特徴は手作業での仕込みにこだわっていること。お酒によっていくつもの種類のお米を使い分け、それぞれの味わいを追求しています。同じ日本酒といえど造り方はさまざま。

しかし、その違いあるからこそ、蔵ごとに個性の異なるお酒が生まれるとも言えます。コンセプトの違う酒蔵を見学することで、日本酒の奥深さを改めて感じた一行でした。

おみやげに今は生産していない“幻のお酒”「天明 大吟醸」のラベルをいただいて大喜び!

◆曙酒造
福島県河沼郡会津坂下町戌亥乙2
0242-83-2065
http://akebono-syuzou.com/

 

曙酒造を後にして再び喜多方市へ。大和川酒造店が観光客向けに公開している「北方風土館」を見学します。

 

いかにも酒蔵!という趣ある佇まいにスマホのカメラを向ける手が止まらない様子。杜氏の佐藤哲野さんの案内で蔵の中にお邪魔しました。

▲杜氏の佐藤哲野さん▲

 

大和川酒造店は江戸時代の創業からこの場所で酒造りを行ってきた老舗。現在こそ、市内の別の場所に造りの施設を移転しましたが、酒造りの歴史を知ってもらうべく、かつての蔵を無料で公開しています。

 

こうして蔵の中にいると日本酒とは長い年月をかけて育まれてきた文化であり、土地の記憶でもあるんだなとしみじみ。

実際に使われていた貴重な道具を見ながら、佐藤さんのお話に熱心に耳を傾けました。

 

展示スペースを抜けた先ではお待ちかねの試飲タイム! 

 

大和川酒造店の基幹銘柄「弥右衛門」が10種類以上も試飲できるほか、季節限定の生酒やリキュールも味わえます。真剣な表情で利き酒中の皆さん。

お気に入りには出会えたでしょうか?

◆大和川酒造店
福島県喜多方市寺町4761
0241-22-2233
http://www.yauemon.co.jp/

 

蔵元と、日本酒囲んで、盛り上がり

夜はツアー参加者と喜多方市・会津若松市の蔵元による懇親会が行われました。会場は「会津銘酒房 弦や」。

 

店主の山口さんは今回のツアーのコーディネーターでもあります。

▲馬刺しを華麗にさばく山口さん。▲

 

この日のための特別メニューがこちら。

 

会津産の野菜やお肉を中心にしたなんとも日本酒に合いそうなお料理に、宴会の始まる前からテンションも上がります。

郷土料理「こづゆ」や「馬刺し」も!

 

憧れの蔵人とお酒の席を囲むという普段とは違うシチュエーションに、最初は少し緊張気味だった参加者の皆さんでしたが、杯が進むにつれ次第に打ち解けていった様子。

お酒造りの裏側など興味深い話もたくさん飛び出し、大盛り上がりでした。

 

宴もたけなわになった頃にはじゃんけん大会も開催。各蔵元が持参したノベルティをめぐってアツいバトルが繰り広げられ、店内は夜遅くまで賑やかな笑い声に包まれていました。

◆会津銘酒房 弦や
福島県喜多方市細田7197-3
0241-22-0660
http://www.genya.co.jp/

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