酪王カフェオレ

【実は知られてないシリーズ】福島県が誇る乳製品は酪王カフェオレだけじゃない!

朝晩、すっかり涼しくなってきましたね。今年は雨ばっかりの夏でした。雨も雨でステキではあるのですが、ずっとどんより雲の空ばかりでは農作物も気がかりだし、気分もどんより沈んでしまいそう…

でも、そんなときこそ心は晴れやかに。ココロ踊る、うきうき気分が楽しめるようなものが欲しいですね。面倒なシガラミを捨てて、もっと子供の頃のように、難しいことはなーんにも考えなくても、じんわりと幸せにしてくれるようなもの…。

ゆっくりと気持ちを落ち着かせて、童心に帰ってみましょう。気分はだんだん、少年少女に戻って、だんだん子供にまで戻って、だんだん幼児に……。

…あ、子供の頃が楽しくない人は、もっと即物的に、今すぐ幸せになれる食べたい物や美味しいお酒あたりを超適当に考えてくださって結構です。

さて、乳幼児に戻ったような素直な気持ちで思い出してみましょう。さあ、本能的に何が食べたいですか?

何があなたを幸せにしてくれますか??

 

…そう。ミルクです。ミルクですよ! やっぱ牛乳でしょ? なんて昔、テレビCMでも言ってたような気がしますし!

…んん?? お酒? スナギモ???

…そんな人は、似たような色のどぶろくとか甘酒でも飲んで幸せ気分になっていてください。

話を戻して、ミルク。牛乳。我々哺乳類のほとんどは、生まれたときから、なんらかのミルクやそれっぽいモノで育ってきた訳です。まさに私達の食の原点。心の故郷ですよ。

今回は食の原点に立ち返って、乳製品の特集です。

 

福島は日本の牛乳の原点

明治の初めに2677ヘクタールもの原野を開墾して日本最初の西欧式の国営牧場が作られたのは、なんと福島県です。鏡石町にある「岩瀬牧場」は、童謡「牧場の朝」にも歌われた日本のミルク産業の原点でもあります。

福島県は広大です。沢山の人が暮らす都市もあり、小さな町あり山あり川もあり。自然が溢れる高原、山脈、湖もあれば豊かな海もあります。農業はもちろんのこと、酪農にも畜産にも素晴らしい環境が整っています。

 

そんな牧場の朝は、それはもう、のんびりと平和で、文字通り牧歌的な……と思いきや、現実はそう穏やかでもありません。福島がそれだけ広大で豊かな土地だからこそ、そこに暮らす人々の舌は肥えています。なにしろ、あの5人組の人気兼業農家グループTOKIOが長年修行を積んだ土地です。

牛乳に限らず福島県の農畜産物の品質レベルは平均してかなり高く、極上品に至ってはチートクラス。生半可な生産物では、この福島県内では商売として生き残れません。(しかし震災前からブランド戦略やPRは有り得ない程にド下手なので、県外ではあまり知られてないのですけどね。そこら辺の不器用さも含めての福島「らしさ」なのですが…。)

そんな仁義無き抗争を今まで勝ち抜いてきた猛者のような生産品と、それを扱う乳業会社が県内各地に複数ひしめき合っていて、今もなお一瞬即発・群雄割拠の様相を呈しているのです! 福島県内に関ヶ原はなくとも、安達ヶ原や雲雀ヶ原辺りでは常に決戦が続いているのです。たぶん。(※個人の感想です)

県内各地域、いずれも劣らぬ高品質の牛乳と、それを惜しげもなく使って作られた美味しい乳製品の数々。まさにモーレツな、牛乳を牛乳で洗う戦い…!(いいぞもっとやれ)

 

何はともあれ、酪王カフェオレ美味しい。

さて、福島の乳製品を代表するのが、郡山市にある酪王乳業の「酪王カフェオレ」。もはや福島県の乳製品の顔とも言えるかも知れません。実は震災前から根強いファンが多く、県外の知人の元へと出かけるときにはお土産やまとめ買いのお使いをねだられることもしばしばありました。

酪王カフェオレ

 

震災後は、県内に暮らす人達が色んな辛いことや不条理、理不尽をぶつけられるたびに、「そんなことより酪王カフェオレ美味しい」を合言葉のようにして団結して乗り切ったものです。(しみじみ)これは、あまくて美味しい、幸せな気持ちにしてくれる特別なカフェオレなのです。

福島への復興支援に来た方の間でも、この味にハマる人が続出。沢山のリピーターやファンを生み、口コミも広がって、みるみるうちに県外でも知られるようになりはじめました。いまや、秋葉原のミルクスタンドでの人気No1だとのこと。

他にも最近は、関連商品も引っ張りだこ!酪王カフェオレを使ったサブレやアイスの他、酪王カフェオレ入りパンをはじめとした他企業とコラボしての商品も人気です。まだ未体験の方は、ぜひ探して見て下さいね。

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低温殺菌、牛乳本来の風味を大事にした会津の「べこの乳」

会津を代表するのは、会津中央乳業株式会社の「べこの乳」。べことは、牛のことです。「赤べこ」なんかが民芸品として有名ですね。

この会津の「べこの乳」は、低温殺菌での風味を生かした牛乳が主力です。その実力は確かで、震災前には都内の高級百貨店でもしばしば見かけたほどです。米も酒も水も蕎麦も、全てが美味しい会津の牛乳が、美味しくないはずがありません!

会津中央乳業

 

こちらも牛乳以外に沢山の加工品も出ていますが、中でも私のおすすめはチーズ。べこの乳の「つまんでよいよいチーズ」という、ストリングチーズ。いわゆる、割けるチーズです。

一般的な割けるチーズと比べて、やわらかでしっとり。低温殺菌した生乳を乳酸発酵させた芳醇で優しいコク味が魅力の、まろやかなチーズです。お酒のおつまみにもピッタリ!

これが本格的なストリングチーズなのか…と思える逸品。贅沢素材を使っているのでちょっぴり高級ですが、一度は食べて頂きたいチーズです。

 

屈強な騎馬武者たちに愛される、松永牛乳

相馬野馬追で有名な相双地域を代表するのが、松永牛乳。なんと、明治時代からの創業と言われています。古くから地域に根ざして美味しい牛乳の販売を続けているのですが、特筆すべきはアイスクリームです。

松永の作るアイスの品質には定評があり、大手メーカーの商品や機内食用アイスの製造元としても沢山の商品を世の中に送り出しています。知らずに口にしている人も実は沢山いるはず。

そのほか、自身のブランドとしては「アイスまんじゅう」が有名です。スティックタイプのアイスの中にこしあんが入っていて、とにかく甘い。甘い。甘~い♪のです。「アイスまんじゅう」自体はなんだか全国色々なところでも作っているようで、もはやどこが元祖なのか、たまたまカブっているのかもハッキリしないのですが、こちらの松永アイスまんじゅうは昔から地元で愛されています。

また、最近は加熱処理する前の生乳51%使用の「松永牛乳(株)のバニラアイス」を発売しました。かつて作っていた生乳使用率が高い昔ながらのアイスの味わいを復刻したもので、バターや生クリームの脂肪分の濃密さに頼らず、爽やかな味わいと喉越しを重視したものです。

さまざまなアイスクリームを手がけてきた松永牛乳の実力を、存分に堪能してみたいですね。

 

刺繍のようなデザインが可愛らしい!北欧テイストのヨーグルト。

最後に私がイチオシしたいのは、福島市の福島乳業で生産をしている「のむデンマークヨーグルト」。なんと、デンマークから乳酸菌を空輸して作っている、デンマーク日本大使館のお墨付きもある商品だったりします。

白いパックに、可愛らしい刺繍でお花をあしらったかのようなデザイン。幼い子供もお気に入りで、「お花のヨーグルト飲みた~い!」と何度もせがまれる、そんな飲むヨーグルトです。

 

グラニュー糖のキメ細やかな甘さと、心地良い仄かな酸味。粘り気は強くなく、かといって弱すぎもしない。この製品の一番のポイントは、「絶妙な口当たりと味のバランスが醸し出す、いつまでも続く飲み飽きない美味しさ」かも知れません。

一口目に美味しい!という強い感覚があるのに、甘さや風味、舌触りが濃すぎないので飽きがきません。ふんわりと半分夢見心地のまま、穏やかな美味しさが口の中をやわらかく撫でていきます。だからといって淡泊な訳でも無く、爽やかさを感じる僅かな酸味と喉越しが抜けた後には、後引く美味しさと優しい余韻がとろけ合うかのように、じんわりと残るのです。

気付くと思わず次の一口がどんどん進んでしまい、病み付きになります。健康食品なのに、病み。何を言ってるんだかわかりませんね。でも飲めばきっと、わかります!

実はこの飲むヨーグルト、福島市にゆかりがある方の間で知る人ぞ知る「隠し球」のような銘品で、思わず「あのヨーグルトを、全国の皆様に届けてくれよ。あれは……いいものだ!!」と叫んでみたくなるような、いわば「とっておき」だったのですが…

ニュータイプ的に私の心の叫びが伝わったのか、この美味しさが敏腕バイヤーの目に偶然止まった?のか、デンマークヨーグルトが売り込んだのかは判りませんが。

なんと今年の8月末から、全国のファミリーマートで買えるようになりました!

震災後に先行して全国でも愛され、福島を代表する存在になった酪王カフェオレ。それに続く、「第二の酪王カフェオレ」になれるポテンシャルを秘めているのが、この飲むデンマークヨーグルトです。
お近くで見つけたら「即買い」です。いざファミマへGo!なのです♪

 

まとめ

ざっくりと福島県内での大手乳業4社を紹介してみましたが、実はこれでも、まだまだ有名どころをさらっと…くらいの紹介なのです。

最初にお話だけ触れた岩瀬牧場にも銘品がありますし、郡山にある「モーニング」というお店の絶品ヨーグルトをまだ紹介できていません。いわきや南会津にも地域に根ざした美味しい乳業会社があり、県内各地にはこだわりの牛乳やソフトクリームを提供している個人牧場もひしめいています。

まだまだ、福島県内には魅力や「隠し球」が盛りだくさん。何度も足を運んで、1つでも多くの魅力を見つけて幸せ気分を満喫してみてくださいね!(*^_^*)