時間という概念を忘れさせてくれる大人の隠れ家 会津東山温泉「向瀧」

こんにちは、力丸です。

暑い暑いと口癖のように言っていたのに、すっかり秋の雰囲気になりましたね。あんなに楽しみにしていたお盆休みも、シルバーウィークも終わり、仕事モードへの切り替えに苦労されている方も多いのではないでしょうか。

そんな日が続くと、「あー、時間を忘れてぼーっとしたい…」と思いませんか?

日々忙しく過ごしてらっしゃるみなさん、朗報です。極上の“ぼーっと”を過ごせる場所が会津にあります!

それが今回紹介する会津東山温泉の「向瀧」です。なんと創業が明治6年(1873年)という老舗旅館で、その佇まいから最近では海外からの観光客も多いという人気旅館のひとつ。

今回は、そんな向瀧で1日中“ぼーっと”過ごせる極上の癒し空間を、実際に体験してきました。

 

【1日目 14:50】チェックイン

チェックインは15:00。

向瀧の大きな特徴でもあるその外観。日本建築ならではの老舗感漂う雰囲気は、威厳すら感じさせます。それもそのはず。向瀧は旅館でありながら、国の登録文化財の第一号に選ばれている建築物でもあるんです。再現不可能な木造建築とも言われていて、そんなところに泊まれるなんて貴重……。

▲雰囲気たっぷりの建物▲

 

周辺には目の前を流れる湯川の水の音、優しくそよぐ風の音。五感すべてで自然を感じられる、この空間こそが向瀧の魅力のひとつ。

中に入る前にすでに癒やされながら、チェックイン。

 

【15:00】お部屋へ

中に入ると番頭の方が旅館の説明をしながら部屋へと案内してくれます。

▲丁寧かつ穏やかに説明してくださいました▲

 

会津藩上級武士を癒していたという歴史あるお風呂や文化財に登録されている建築の説明など、さながら歴史見学をしつつ、いま自分が立っている向瀧という宿の歴史がよくわかりました。

例えばこの廊下の天井を支える木。これは奥会津からとってきた一本の丸太をそのまま使用しており、100年経っても震災に見舞われてもびくともしなかったそう。それだけ良い木材がいたるところに使われているからこそ、この長い歴史を作ってこれたんですね。

▲廊下一本をまるまる支える立派な丸太▲

 

【15:10】お部屋に到着

説明を聞きながら、傾斜に建てられた向瀧ならではの階段を登っていくとお部屋に到着。今回泊まらせていただいたのがこちらの「もみじの間」。

▲「もみじの間」。柔らかい光が差し込みます。▲

 

向瀧ではそれぞれのお部屋に工夫が施されていて、1つとして同じ部屋はありません。

ちなみに、もみじの間では襖の引き手がもみじ柄だったり、襖の上部の木がもみじ型に模られていたりと、細かいところにこだわりを感じます。

▲引き手がもみじ型▲

 

▲こんなところにももみじが▲

 

細かいところに目を向けると、畳の模様がぴったりと合っています。これはかなり難しい技術だそうで、この模様がぴったり合っていることがこのお部屋、旅館自体の格式の高さを示しています。

▲ぴったり模様があっている。これが職人の技。▲

 

中庭に面したもみじの間は、ぼーっと窓の外を何時間でも眺めていたくなるほどの居心地の良さ。(実際、取材進めなきゃならないのに、30分くらい動けませんでした。反省してます。)

そうこうしていると、部屋番のスタッフさんが宿泊に関する説明、夕食の時間などを聞きにきてくださいます。夕食は17:30、18:00、18:30から選べ、僕たちは18:30にお願いをし、館内散策へ。

 

【15:30】文化財を散策

もみじの間を出た僕らは真っ先に中庭に!

▲これが向瀧自慢の中庭▲

 

人の手が入りすぎず、自然の美しさが残る中庭は本当に素敵で、窓を開けて気持ちよくぼーっとできます。お部屋からもこの中庭が望めるところが宿泊客に人気だそう。

▲なんて贅沢な日向ぼっこ▲

 

さらにこの中庭、外に出て散歩することもできるんです! たくさんの緑に囲まれてもう仕事の疲れなんてすっきり忘れてしまいますよ。

僕も気持ちよく晴れた次の日の朝、散歩させてもらいました。

▲寝起きの朝もこれですっきりです!▲

 

中庭でぼーっと癒やされた僕たちはお待ちかねの温泉へ。

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