YUMORI ONSEN HOSTEL

貸切温泉付き!?また訪れたくなる福島のゲストハウス ベスト3選

今、福島の宿がアツい。
Airbnbなどの民泊サービスが世界的に広がりを見せつつある中、福島県でもここ数年、新しいタイプの宿泊施設が続々とオープンしています。
今回はその中でも、古きを生かすリノベーションならではの魅力と個性あふれる3宿をPick upしてご紹介!

1. YUMORI ONSEN HOSTEL by SANSUISO

温泉大国の福島県。1400年以上の歴史を誇る土湯温泉郷に2018年10月にオープンしたのが、土湯初の貸し切り温泉付きゲストハウス『YUMORI ONSEN HOSTEL(ゆもり温泉ホステル) by SANSUISO』です。
古き良き土湯の温泉文化や伝統を分かち合い、国境や文化・言葉を超えた新しいコミュニケーションを楽しめる場所を目指して、廃業した温泉旅館を全面リノベーションしたモダンなゲストハウスに生まれ変わりました。
もとは温泉旅館だったというだけあって、HOSTELといえども源泉使用の大浴場が備えられた贅沢な造り。大浴場は日帰りでも利用できます。

YUMORI ONSEN HOSTEL
(土湯の源泉を使用した大浴場:公式HPより)

客室は6つのタイプで合計30室からなり、和室はもちろんセミスイートから和洋室、ドミトリーや大部屋とバラエティ豊かなラインナップ。

YUMORI ONSEN HOSTEL 室内
(海外客にもうれしいベッド付きの和洋室:公式HPより)

1階には広々とした共用キッチンと、木のぬくもりを感じられる開放感あふれるラウンジが。
なんといってもYUMORIの魅力は、こだわり抜かれた内装の美しさにあります。

YUMORI ONSEN HOSTEL 内装1

YUMORI ONSEN HOSTEL 内装2
(ラウンジ備え付けのライブラリーには、土湯ならではの“こけし”に関する書籍も:公式HPより)

畳や大浴場といった昔ながらの良さも残しつつ、機能的にリノベーションされた内装はほかではなかなか見ることのできない完成度。
キッチンの隣にあるCAFE & BARでコーヒーを買って、ラウンジ備え付けのブックシェルフからお気に入りの1冊を見つけてみる……、そんな優雅な過ごし方も絵になりそうな空間です。

ここがオススメ

・一人旅から大人数のグループまで対応可能な豊富な客室タイプ。
・HOSTELではなかなか味わえない温泉大浴場。
・こだわり抜いたモダンな内装と、歴史ある温泉旅館から生まれた唯一無二の空間。

宿泊料金(税込)

男女混合ドミトリー:3,500円〜/1人
和室・和洋室:5,000円〜/1人
ファミリールーム:25,000円~/1室

YUMORI ONSEN HOSTEL by SANSUISO

福島市土湯温泉町堂の上7-1

024-595-2170

https://yumori-hostel.jp/

こちらの記事でも「YUMORI ONSEN HOSTEL」を詳しくご紹介しています!
関連記事:進化する土湯温泉!新たな滞在スタイルを提案する注目の施設をご紹介

2. ゲストハウス ひととき

「西会津」という町を知っていますか。
福島県北西部、新潟県との県境に位置する人口およそ6,300人の町。
ここ西会津町に昨年2018年5月にオープンしたのが『ゲストハウス ひととき』です。

オーナーの佐々木夫妻が空き家をセルフリノベーションしたというこの宿は、雪国特有の重厚さを残しながらも、温かみのある空間に仕上がっています。

ゲストハウスひととき
(宿場町の元・桐下駄屋さんをセルフリノベしたという物件:ひととき ご提供写真)

ゲストハウスひととき 室内
(2階の客室。畳のぬくもりと障子から差す光が心地よい:公式HPより)

『ひととき』の魅力は、なんといっても地元の人との距離が近いこと。
オーナー夫妻とはもちろん、チャンスがあれば個性豊かなご近所さんともお話できるかもしれません。そんな「みんなで地域を盛り上げていこう!」という上野尻地区ならではの関係性は、思わず「ただいま」と言いたくなってしまう温かみにあふれています。

ゲストハウスひととき オーナー夫妻
(オーナーの佐々木夫妻。笑顔が素敵なやわらかなお人柄:公式HPより)

また筆者があわせてオススメしたいのが、西会津町を代表する施設『西会津国際芸術村』。
木造の廃校を再利用しているこの施設、オープン時間内であれば自由に見学することも可能で、時期によっては国内外のアーティストの展示を見られる可能性も。
アート好きにはもってこいのスポットです。

西会津国際芸術村
(西会津国際芸術村は廃校となった木造の中学校を再活用している:NIAVご提供写真)

ほっこりするおもてなしと、個性豊かな町民との出会い。
『ひととき』でそんな癖になるゲストハウス体験をしてみるのはいかがでしょうか。

ここがオススメ

・人との関わりを感じられるあたたかな滞在
・田舎暮らしのプチ体験
・知る人ぞ知る、福島のアートスポット体験

宿泊料金(税込)

素泊まり(男女別・相部屋):4,000円/1人
夕食、朝食の2食分の食材費込み:5,500円~/1人
※和室2部屋、最大7名まで宿泊可
※冬期(11月〜3月)は、暖房費としてプラス300円/1人
※お子様割引・連泊割引あり。詳細はご確認ください。

ゲストハウス ひととき

〒969-4512 福島県耶麻郡西会津町上野尻字下沖ノ原2650-1

https://www.gh-hitotoki.com/

西会津国際芸術村

〒969-4622 福島県耶麻郡西会津町新郷大字笹川上ノ原道上5752

0241-47-3200

http://nishiaizu-artvillage.com/

3. SHARE BASE 昭和村

「からむし」という織物の原料となる植物と「かすみ草」の生産が日本一という、それだけでニッチな香りのする昭和村に、2018年7月1日、おもしろいスペースができました。
『SHARE BASE(シェアベース) 昭和村』というその場所は、築150年の古民家を改装して造られた「皆で共有する秘密基地」だとか。

SHARE BASE 昭和村
(SHARE BASEのエントランスには大きな暖簾が:筆者撮影)

このSHARE BASE、驚くのがその広さ。
3つの客室に加え、約16畳の居間と24畳の大広間、共用のバーキッチンの外にはウッドデッキまで備え付けられています。
これだけの広さと設備なら、貸し切りでの大人数の合宿や研修利用としても申し分ありませんよね。

SHARE BASE 昭和村 内部
(玄関から入るとまず見えるスペース。ソファと畳の掛け合わせが洒落ている:筆者撮影)

東京の大学で出会った1987年生まれの個性豊かな男性3人が移住してスタートしたSHARE BASEですが、人口およそ1,300人、自他共に認める限界集落の昭和村にあって、このメンバーが放つ存在感の大きさをご想像いただけるでしょうか。
「田舎×イケてる若者」のコラボは、間違いなくこの宿の魅力のひとつと言えます。

花
(宿には昭和村特産のカスミソウも飾られている:筆者撮影)

夜には街灯もほとんどなく、車も人もほぼ通らない昭和村。
自分も田舎出身だと思っていた筆者ですが、正直ここに来て自分の田舎認識の甘さに気づかされました。
本当の田園風景を知りたい人、自然の豊かさに触れたい人にぜひおすすめしたい場所です。

ここがオススメ

・築150年の古民家の広々とした空間
・「皆でシェアする秘密基地」運営メンバーの皆さん
・本当の田舎を味わえる豊かな自然環境

宿泊料金(税込)

会員:〜3,900円/1人
一般:5,000円/1人
貸切:50,000円/1泊(最大15名まで。15名以上の場合要相談)
※すべてのプランで小人(12歳以下)は半額。3歳以下のお子様は無料。
※冬期(10月下旬〜5月上旬)は暖房費としてプラス500円。貸切の場合はプラス1,500円

SHARE BASE 昭和村

〒968-0102 福島県大沼郡昭和村野尻元町4488

https://showa.sharebase.jp/

まとめ

旅館・空き家・古民家と、それぞれ元のかたちは違いながらも「古いものを活かしながら新しい魅力を生み出していく」という点では共通している、今回の宿。
オーナーの皆さんが愛情をたっぷりと手間ひまかけて創り上げた空間は、優しく包み込んでくれるような温かさに満ちていました。

福島県内にはまだまだ魅力あふれるお宿がたくさんあります!
週末は、福島の最旬お宿体験!してみてくださいね。

(ライター:佐藤 美郷)