温かい木のぬくもり。ブラインドのすきまから入ってくる光もちょうどいい、本を読みながらだったり、お友達と2、3人でゆったり話したりするのにもってこいです。

気になるメニューはこちら

メニューはシンプルですね。僕は「粒　コーヒー（550円）」を注文。

同行してくれたカメラマンの我妻くんとカメラってどうやったらいいの？ なんてレクチャーも受けていると、10分弱くらいでコーヒーが到着。

コーヒー豆とかに詳しいわけではないですけど、とにかくおいしい。甘党なんですが、さらっと飲めるこのブラックはハマっちゃいそうです。

▲ブラックを飲んで大人ぶっている僕▲

「甘党だから無理！ブラックは無理！」って思ってる方にこそ、一度飲んでみてほしいです。このコーヒーでブラックの良さに気づくかもしれません。

そして、なんといってもおすすめなのがこのチーズケーキ（450円）。

インスタ風に撮ってもよし。どうぞSNSで自慢なさってください。これはどや顔していいと思います。

見た目も味もいい意味でとてもシンプルで、いくらでも食べられそう。一口一口味わいながら大切にいただきました。

魅力的な店主のおふたり

ここからは、魅力的な店主の粒さんとitoさんをご紹介します。

まずはカフェスペースを営んでいる粒さん。
（由来はカフェ担当→コーヒー→コーヒー豆→豆粒→粒だそうです）

めっちゃ笑ってます。よく笑います粒さん。「THE透明感」って感じです。実は粒さん、まだ23歳という若さ。

以前「NASU SHOZO CAFE」で働いていたそうで！ 那須にある有名なカフェで、そこを目当てに那須にくる方とかもいらっしゃるくらいの人気店です。

23歳という若さですごい……。有名店で経験を積んで、自分のお店を出せるなんてすごい……。

「しあわせのパン」という映画に出会ってから、カフェを開くことが夢だったそう。ふんわりした雰囲気なのに努力家。頑張れる人って素晴らしいですよね。

頑張ろう自分。（自戒）

ちなみに店内の家具は粒さんが県外に行って買い付けてきたもの。あたたかみがあってお店の雰囲気にとても合っています。粒さんのセンスの良さがお店のあちこちから感じられますね。

そして、もうお一方。雑貨屋スペースを営むitoさん。

itoさんはすべての雑貨の仕入れをされている方です。話し方はふんわりなんですけど、ざっくざくものを言う方でほんとにツボなんです、個人的に。

でもあんまり笑ってると「笑いすぎじゃない？」って急に釘を刺されるので要注意です。（で、それをうけてまた笑っちゃうという連鎖にはまりがちです）

「あれ？粒さんは写真あったのにitoさんはないの？」そう思った方。

そうです、そのとおりです。

itoさんは写真NGなんです。理由を聞くと一言、

「謎でいたいじゃない？」（脳内再生お願いします）

もう謎めいた魅力というか、「 謎 ＝ itoさん 」と言っても過言ではない気さえします。

やっぱり店名どおり、個性的なひとが働いてて、お話にいくだけでも楽しいお店です。特にitoさんを大好きな粒さんと、粒さんをディスりながらかわいがっているitoさんの掛け合いはぜひ見てみてほしいです。

まとめ

学校帰りとか、友達と来てゆったり話すのにとってもいい場所です。

気づいたら平気で2時間とか経っちゃうので、行くときは覚悟して行ってください。心地いい空間から離れたくなくなっちゃいますよ、きっと。

このお店の魅力は商品の素朴さと、人。

仲はいいのに絶対に仲がいいとは言わないitoさんと、それでも懐いていく粒さんの人柄の良さ、にじみ出てます。

そして、なんと新メニューも考案中とのこと。そこでこの記事を見てくれた方だけにヒントを！

• 卵と砂糖と牛乳を使って焼く鉄板デザート
• ローゼルという植物を原料としている酸味のあるドリンク
• 自家製の生姜をつかったドリンク
• 月1（不定期）の限定ランチ〇〇

気になる方はお店に行って確かめてみてください！きっと聞けば教えてくれますよ笑。

この粒とito、僕も個人的にちょくちょく通ってますので、こんな素敵な空間で福島TRIP読者にお会いできたらいいですね。次はコーヒーじゃなくてカフェオレもいってみようかなーなんて考えてる、ちょっとおしゃれになった気分の力丸でした。